愛国心という思い込みと、大人の英語学習の話し

英語名言と解説

Patriotism is your conviction that this country is superior to all other countries because you were born in it.

- George Bernard Shaw (バーナード・ショー)

愛国心とは、自分が生まれたという理由で、その国が他よりも優れているという思い込みのことである。

この言葉はすごいですねw

賛否両論うみそうですが、

劇作家の言葉ですから
好きなようにうけとればよいと思います。

まあ、どの名言も、同じです。

 

今回の文を
文節で改行すると、

Patriotism is your conviction
that this country is superior to all other countries
because you were born in it.

2行目以降は that 節以下で、

3行目は because 〜〜
理由をいってるところですね。

こういう構造が、

意識しなくても
頭から読んで普通に理解できるようになると、

「英語を英語のまま理解できる」
というレベルになります。

 

高校生までの
英文解釈だと、

いちいち、
that があるからたぶん that 節で
その前の名詞の説明(修飾)してるんだな、

とか、

考えないといけない段階ですが、

慣れてくると
瞬時に判別できるようになり、

その先に、

「英語を英語のまま理解できる」

というレベルになります。

 

幼児とちがって、

大人には
文法が必要です。

考えちゃうからですが、

考えるのは
もう大人だからやめられないので、

逆に、理屈でわかれば
間違えることはなくなります。

そのほうが速いです。

 

子供が言葉を覚えるのは
速いと思ってるかも知れませんが、

いま書いているような
日本語の文章を
理解できるレベルになるまで、

10年以上かかるわけです。

ぜんぜん速くないです。

子供の成長が
おもったよりはやく感じるだけです笑

 

一方、大人は、

むずかしい概念を母語でしってるので
これはアドバンテージ(優位点)になります。

日本語は
むずかしい概念を表せる言語です。

世界には
そうでない言語の方がずっとおおいです。

4000種 くらい言語がありますが、

原始文化レベルや、
ほんとうにかんたんなコミュニケーションしか
対応していないんです。

 

なので、

そういう地域では
英語やフランス語をつかったり、

インドネシアのように
あらたに共通語をつくったりして、

なんとかしています。

 

そう、

日本語は恵まれているんです。

日本語を介せば、

世界のどの言語も
むずかしい概念のレベルまで
学べる、というわけです。

そうでない人たちの方が
世界にはおおいわけなので、

ありがたいことですね!

 

「大人の英語学習には文法力が必要」

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