★どういうときに「負けた」と感じますか?

英語名言と解説

A lost battle is a battle one thinks one has lost.
− サルトル

負け戦とは、本人が負けたと考えるもののことだ。

いつもですが、
ほんとその通り!

と言いたいところですが、

別の見方もできますね。

客観視ってやつ。

今日は違う視点から
伝えてみます。

売上、

テストの点数など、

1つか、いくつかの指標(ものさし)を
用意して、

それに照らし合わせてみたときは、

勝ち負けってのは
一回一回は、ハッキリしたものです。

隣の席の友達と
英語の点数で勝負したとき、

相手が90点で
あなたが75点なら、

それは負けです。

これは大前提。

で、

あらためて
名言に戻ると、

A lost battle is a battle one thinks one has lost.
負け戦とは、本人が負けたと考えるもののことだ。

ここで言ってる「戦」は、
もっと全体的な意味だとわかります。

今回は70点で
相手より「点数が低かった」。

この勝負は
点数だけみればあきらかに負けなんだけど、

果たして本当に負けなのか?
ってところ。

この勝負をやることによって
以前は50点が関の山だったならば、

あなたは
英語のテストに対しては
大戦果を上げたわけです。

これは勝ったと言える。

ようするに、

最初に言った「ものさし」次第で
勝ち負けってやつは変わる、ってことです。

点数よりも、もっと大事なのは
進歩ですから、

前より伸びたならそれでいいし、

テスト勝負することで
絆が深まったなら、それもまた勝利です。

つまり、見方しだい。

結局、サルトルの言うとおりなんですが、

あなたが負けだと思えば
それは負け戦、

つまり、得るものがなかったという、
みじめなもの。

でも、

あなたが勝ちを見いだせれば、

つまり、得るものがあったと思えるなら
それは素晴らしい経験です。

幸せの源、パワーの源泉、
元気の素は、

内側にあります。

だからこうなるのです。

「勝ち負けなんて見方次第。」

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