★「未来からのシ者」

英語名言と解説

New opinions are always suspected, and usually opposed, without any other reason but because they are not already common.
- John Locke(ジョン・ロック)

新しい意見はいつも疑われ、たいてい反対される。
まだ一般的ではないという理由だけで。

そんなもんです。

新しい考え方、アイデア、スタイルを
生んだり実行したりする人は、

全体からみれば少ないので、

当然、少数派です。

そもそも
新しいことってのは、

たいていの人には
未来の話しみたいで現実味がないので、

疑われ、反対されるのは
あたりまえです。

 

私の例で言えば、

私の仕事スタイルは
最初からオンラインがメインですが、

そんなもの、
かつては虚業か詐欺の類いに見られていました。

自作パソコン友達にも
それ詐欺じゃないの?(大丈夫?)
などと、言われたくらいです。

 

ホームページ作成の本が
書店に増えてきても、

それは変わりませんでした。

パソコンやネット詳しい人だけの世界、
って感じだったからです。

私の父にも
いくら話しても中身は伝わりませんでした^^;

そもそも用語がね・・・

 

で、

こういう認識が変わるキッカケは
ホリエモンのライブドア事件ですが、

「そういうの、あるよね。」となるまで
さらに年月がかかり、

まただいぶたって
ついに受け入れられましたが、

その前に広まった、

スマホとSNSが
土台になったと思ってます。

 

これを書いてるのは
2020年7月28日ですが、

今日の時点の日本で、

オンラインで仕事する、

って表現を
あやしいと思う人は、

むしろ時代遅れとなりました。

 

ヤフオクが有料化してから
20年弱、かかりました。

その前は
少ししか知らないですが、

バス停まで歩いてたら
犬のフン40個くらい踏んでたくらいに、

ほんとうにあやしいのばかりでしたからねw

 

明確な詐欺と、
危険なのと、
おふざけネタがほとんどでした。

本当に
一番おいしい思いをしたのは、

たぶん、

90年代後半からはじめた人たちでしょう。

今回の文でいう
「新しい意見」を最初期にやった人たちです。

 

読んだのは後々ですが、

大量のバイトを雇い、
コミケで同人誌をゲットし、
まだ無料のヤフオクに即出品して
一日で3000万円利益とか、

そういう人の本もありました。

パソコン通信

インターネット

ネット転売(たぶん確定申告してない)

規制のゆるかったオンライントレードで
豊富な資金で安全に運用してセミリタイア
(たぶん税金かかってない)

こんな人たちも
言わないだけでゴマンといるはずです。

 

私や
前からの友人などは、

その1,2世代後の人たちが多めです。

とまあ、

短い歴史を語りましたが、

今思えば、

周りからしたら
私は「未来からのシ者」だったわけです。

あなたは
どんな立場だったでしょうか・・・

 

ちな、

副業、複業とかってのは、

もうちょっと早く一般的になりましたが、

これこそ
iMac 発売 ( 1998年8月 ) よりも前から
発信の先駆者がいて、

いまでは大重鎮ですよ。

実際には
副業、複数業してる人なんて
山ほど存在していたわけですが、

日本社会全体としては
レアだった、というわけです。

 

ちょっと長くなりましたが、

もしあなたが、

どうしても
社会の主流より先を行ってしまうタイプなら、

それを素直に受け入れることです。

どうせ何言っても反対されます。

説得はムダです。

ので、己の道を進んでください。

これが、
経験者として言える励ましです。

 

ちな、

子供のころは、

家族とご近所さん以外ほぼ全員、
私の行く道を阻んだり変えようとしたり
してきましたが、

もっともだと思える説得以外、
考えを変えたためしがありません。

ガンコ日本代表の私がいるので、
安心してください 笑

 

で、

もしあなたが、

先駆者タイプではないのだとしたら、

先駆者に文句をいっても
たいてい、

未来の自分から見て
恥かくだけなので、

いまやれることを
やればいいんですよ。

それはそれで
大切なことです。

新しいことを言う人、やる人だけが
えらいワケじゃない。

 

気をつけたいのは、

「新しいっぽいこと」を言う
エセ先駆者についてかないことですね。

たとえば、

ユートピア的な発想は
古くは古代ギリシャ時代からありますし、

ブームになったのは、

マルクスと共産主義がでてきた
第一次大戦の頃です。

その焼き直しか
劣化版みたいなやつは、

山ほどあります。

小さな範囲での成功例はありますが、
うまくいっても
カルト宗教の域を出ません。

 

終末論やオカルトも一緒で、

世界の終わりも来ないし、
宇宙人は助けに来ないし、
アセンションもしません。

それ系の、

国を超えたブームは
新聞とラジオが普及した
19世紀からですが、

話しそのものは
数千年前からの焼き直しです。

つまり、

新しくないです。

世間に興味ない子の私でさえ知っていた、
あれだけ騒がれたノストラダムスは
外れたのだから、

もう目を覚ましましょう。

(知らない世代はごめんね^^;)

 

なお、

本当の
「未来からのシ者」

つまり先駆者は、

そんなのあるわけないだろ!?
っていうことを、

言い放ったりするものですが、

絶対に不可能なことを
言うわけじゃないです。

人口の大多数が
知識不足でわからないだけで、

わかる人そのものはちゃんといるんです。

SNSも、

電子メール(古!)も、

インターネットそのものも、
まさにそうでした。

普通に工場で動いてる
精密ロボットも、

洗濯機も電子レンジも、
そうだったのでしょう。

電話もそうだったのでしょう。

こういうのが
新しいやつです。

 

今後はどうなるでしょうね。

未来が楽しみですね。

 

「未来からのシ者を受け入れよ。」

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