Gratitude is a duty which ought to be paid, but which none have a right to expect.
- Jean-Jacques Rousseau(ルソー)感謝は支払われるべき義務であるが、
誰であろうとそれを期待する権利はない。
これ、大事です。
幼稚な道徳論をふりかざすとと、
感謝がないことを
非難しがちですが、
それはナンセンス。
そもそも、感謝ってなに?
それは、
こころから勝手にでてくる
ありがとう、であって、
感謝しろと言って
ありがとうされても、
意味ないわけですよね。
それだと、
感謝の心からでたものじゃなくて、
ただの
a ri ga to
という、音でしかなくなる。
いくら
「心がこもってる」ように言っても、
そもそも
感謝の状態からでてないから
それはただの音なんです。
感謝ってのは、
したいことをした後の
「おもいがけない贈り物」であって、
ルソーがいうように
期待する権利など、ないです。
ought to 〜
〜 すべき
should 〜
の、格式張った言い方、古風な英語です。
高校英語で出てきて
なんじゃこれ?と、面食らうやつの1つ 笑
覚えるしかない系のやつです。
なんでそういう意味になるの?
と聞いたところで、
知りたきゃ言語学者になれ、ってことなので、
覚えた方が早いです。
聖書とか、そういう
ガチで格調高い系の文章には、
どんどん出てきたりしますので
教養人としては、しってないとダメなやつですね。
日本語で言うなら
「〜すべし」といった感覚です。
今回の文を
そういう感じで訳せば、
Gratitude is a duty which ought to be paid, but which none have a right to expect.
感謝たるもの、其は成されるべき義務なれど、何人(なんぴと)たりとも其を期待する権利なかざるものなり。
こんな具合です。
「ありがとうは、思いがけないプレゼント。」
ありがとう
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