He who has never hoped can never despair.
- George Bernard Shaw(バーナード・ショー)
希望を抱かぬ者は、失望することもない。
この言葉、
3つの解釈ができます。
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まず、
どうせガッカリするんだから
楽しい事なんてない方がいい、
っていう、
ネガティブなやつ。
これは人間らしくないです。
生気を感じられない。
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2つ目。
ふつうに人生訓な意味。
希望には失望が伴う。
それが人生であって、
希望すらないのはつまねーぜ!
ってこと。
失望したとしても
それは、生きている証。
大丈夫。
前に進め!
ってことですね。
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3つ目は、悟りの境地。
この世は諸行無常、
変わらぬものはなにもない。
望むなら、
絶対に失望する。
「欲しい」が減るほど
見かけの世界に惑わされない。
内なる真の愛と平和に
とどまるべし。
ということ。
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3つ目は
ぶっとびすぎてるので、
今回の文の
本来の意図は、2つ目でしょうね。
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このように、
切り出した言葉ってのは
解釈次第でどうにでもなるので、
ちゃんと文脈や
背景を理解してない人が、
「ありがたい言葉」とかを持ち出して
自己中な利益のために
誘導することが、よくあります。
世の中そんなんばっかです。
気をつけてください。
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とはいえ、
人間ですから
しょうがないですね。
転んだって、
歩かないよりは、ずっといいです。
転ぶからハイハイしてろ!なんて
いくら赤ちゃんにいっても、
歩こうとするのをやめない。
それが、
進歩というものですね。
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「僕が転ぶまで、歩くのを、やめないッ!」
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ありがとう
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